子どもの救急医療体制について

心配な子どもの発病
 夜になって赤ちゃんが急に熱を出し咳込む。幼児が入眠後に大量に吐いて、ぐったりしている。このような、夜間や休日の子どもの突然の発病は、親御さんや御家族を大いに心配させます。

 
休日や夜間も診察しています

 子どもの急病に対し、私ども盛岡の小児科医は、盛岡市夜間急患診療所に交代で出務し、毎晩、お盆や年末やお正月も、夜7時から11時まで、20名前後の患者さんを診察しています。また、日曜や祝日は、朝9時から夕方5時まで、市内の病院や診療所が交代で子どもの急病に対応し、この在宅当番医には、1日約100名が受診されています。
 
365日、24時間体制ですが…
 主に、夜11時以降の急な発病や入院を必要とする場合には、小児救急入院受入病院が、岩手医大県立中央病院盛岡赤十字病院もりおかこども病院川久保病院で交代して対応しております。毎晩、40名前後の方が受診し、うち入院する方は2〜3名です。このように盛岡市医師会が中心となり、365日、24時間、診療時間外も子どもの急病を診察していますが、最近困ったこともあります。

  時間外の診療になると……
 2〜3日前より鼻汁があったが、日中は親御さんの都合で受診しなかったので・・・。朝から吐いており様子を見ていて受診せず、夜になって・・・と、診療時間外に受診される方が増えています。病院や診療所の時間外の診療は、急病の子どもを対象としています。人手等でも、時間内とは大きな差があります。
 可能な限り診療時間内の受診をされて下さい。
 
盛岡市夜間急患診療所をご存じですか?
 2番目は、時間外診療の多くの方が岩手医大を受診されています。このため、岩手医大では、重症な子どもの急病の治療に支障を来たしております。人的負担も増しています。盛岡市夜間急患診療所などの受診も考えて下さい。
 
子どものために、診療時間内の受診を!
 いつでも、どこでも、どなたでも受診可能な子どもの救急医療体制です。しかし、日中の診療時間内に受診出来る方は是非、時間内に受診されて下さい。子どもの救急医療体制を維持する為にも重症な子どもの為にも。

病状からみた医療機関の受診の仕方
子どもの気になる症状からみた医療機関の受診の仕方をチャートにしてみました。
注)あくまでも目安・参考ですので、おかしいと思ったら早めに受診をして下さい。
子どもの気になる症状↓
(クリックしてください)
救急関係の連絡先
熱が出た 盛岡市夜間急患診療所
けいれんを起こした 休日救急当番医
おなかが痛い 小児救急入院受入病院一覧表
下痢をした 二次救急入院受入病院一覧表
吐いた 看護師による「子ども救急電話相談」
ゼイゼイする
発疹が出た

もりおか医報人 「小児救急医療特集」のダウンロードはこちらから(PDFファイル)
Vol. 92007.Autumn

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